更新日:2025年11月12日
熊の間引きはなぜ進まない?個体数調整の必要性と法的制約、今後の対策を徹底解説
熊による被害のニュースが続いています。9月には札幌市西区で男性がヒグマに襲われ、10月には小樽市でハンター2人が負傷する事件が発生しました。
世論的には「なぜ間引きしないのか」「個体数を減らすべき」という意見が多く見られます。
一方で、「簡単に駆除すべきではない」「共存の道を探るべき」という声もあります。この議論の背景には何があるのでしょうか。
この記事では以下のポイントを整理します:

- 熊の「間引き」とは何か、なぜ今議論されているのか
- 個体数調整ができない法的・制度的な理由
- 現在進行中の対策と海外の事例
- 保護と管理のバランスをどう取るべきか
ニュースの表面だけでは見えにくい、この問題の構造を一緒に見ていきましょう。
熊の間引き(個体数調整)とは?基礎知識を整理
「間引き」と「駆除」の違い
ニュース記事やSNSで「間引き」「駆除」という言葉が使われますが、実は意味合いが異なります。
「駆除」は、すでに被害が発生した、または発生する可能性が高い個体を対象に、被害防止を目的として捕獲・処分することを指します。いわば「事後対応」です。
「間引き(個体数調整)」は、被害の有無に関わらず、生息数全体を適正な水準に保つために計画的に個体数を減らすことを意味します。英語では「Population Control(個体数管理)」と呼ばれ、より予防的・計画的なアプローチです。
現在の日本では主に「駆除」が行われており、「間引き」は制度的に難しい状況にあります。この違いが、議論の核心部分に関わってきます。
日本における熊の現状【最新データ】
まず、データで現状を把握しましょう。
個体数の推移:
- 農林水産省の推定によると、2020年時点で日本のヒグマとツキノワグマの合計個体数(中央値)は約11,700頭
- 30年前と比較して2倍以上に増加
- 四国を除く本州のツキノワグマも約2倍に増加
(出典:農林水産省 クマ類(ヒグマ・ツキノワグマ)の生息及び被害状況)
生息域の拡大:
- 人里近くでの目撃情報が増加
- 市街地への出没も珍しくなくなった
- 北海道では2023年の捕獲件数が過去最多を記録
(出典:産経新聞 北海道、23年度のヒグマ捕獲数最多1804頭)
人的被害:
- 2025年11月時点で熊による死者数は12人(過去最多の2023年の倍)
- 全国的にも人的被害は増加傾向
- 農作物被害も深刻(エゾシカを含む野生動物全体で年間100億円超)
(出典:TBS NEWS DIG 【速報】クマによる死者数12人 これまで過去最多だった年の2倍に 環境省)
(出典:農機新聞:農林省、鳥獣被害額8億円増)
これらの数字を見ると、確かに熊と人との「距離」が近づいていることが分かります。
なぜ今「間引き」が議論されているのか
経済学を学んだ方なら「マルサスの法則」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。イギリスの経済学者トーマス・マルサスが提唱した理論で、生物の個体数は環境が許容する限界まで幾何級数的に増加するというものです。ダーウィンの進化論にも影響を与えた考え方です。
この理論を熊に当てはめると、日本の熊は現在「環境に対して飽和状態」に達しているのではないか、という指摘があります。
飽和状態が意味すること:
- 山林の食料だけでは全個体を養えない
- オスの縄張り争いで押し出された若いオスが人里に出る
- 子連れのメスが安全な場所を求めて人里に接近
- どんぐりの豊凶に関わらず、構造的に市街地出没が発生
つまり、「たまたま今年は熊が出た」のではなく、個体数が増えすぎたために必然的に人里に出てくる構造になっているのではないか、というのが間引き推進派の主張です。
生息地のキャパシティと個体数のバランスが崩れているという見方ができるかもしれません。
熊の間引きができない3つの理由|法的・制度的な壁
「なぜ間引きしないのか」という疑問に対する答えは、実は法律と制度、そして実行体制の問題に集約されます。
鳥獣保護管理法による保護規制
日本では、ヒグマを含む野生動物は「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」(通称:鳥獣保護管理法)によって保護されています。
この法律のポイント:
- 野生鳥獣は基本的に保護対象
- 捕獲には都道府県知事の許可が必要
- 許可が出るのは「被害防止目的」の場合のみ
- 人命や財産に明確な危険が認められない限り、予防的な捕獲は困難
(出典:環境省 鳥獣保護管理法)
つまり、「将来被害が出るかもしれないから」という理由では捕獲できず、「被害が出てからしか動けない」という構造になっています。
これは法律の目的が「乱獲による絶滅を防ぐこと」にあるためです。過去の教訓から生まれた保護の仕組みが、現在は逆に予防的対策の足かせになっているという皮肉な状況です。
春グマ駆除制度の歴史と廃止の経緯
実は北海道では、かつて「春グマ駆除制度」という間引きに近い制度が存在していました。この歴史を知ると、現在の状況がより理解できます。
1966年:春グマ駆除制度の導入
- 家畜や人への被害が深刻化
- 冬眠明けで行動が鈍い春先にヒグマを捕獲
- 平野部からヒグマはほぼ駆逐された
制度の効果と副作用:
- 人里での被害は大幅に減少
- しかし個体数が激減し、絶滅の危機が懸念されるように
- 自然保護意識の高まりも背景に
1990年:制度の廃止
- 環境保護の観点から廃止が決定
- ヒグマの保護政策へと転換
その後:
- 保護政策は成功し、個体数は回復
- しかし近年、再び被害が拡大
- 「保護しすぎた」との指摘も
この歴史を見ると、「駆除→絶滅危機→保護→増えすぎ」という振り子のような政策変遷が分かります。適切なバランスポイントを見つけることの難しさが浮き彫りになっています。
(出典:現代メディア かつては「ヒグマの絶滅」を危惧したことも…)
ハンター不足という現実的な課題
仮に法律が変わって間引きが可能になったとしても、実行する人材が不足しているという深刻な問題があります。
ハンター登録者数の推移(北海道):
- ピーク時(1978年)と比較して、2023年は約4分の1に減少
- ハンターの半数が60歳以上と高齢化
- 緊急時の出動にも支障が出る状況
若手ハンターの増加傾向も:
明るい兆しもあります。北海道の狩猟免許試験の受験者数は、2019年の800人から2023年には1,276人へと増加傾向にあります。20〜40代の若い世代も増えているとのことです。
ただし、彼らが一人前の「熊撃ち」になるには5〜10年かかるため、即効性のある解決策にはなりません。
「熊撃ち」になる難しさ:
北海道猟友会の支部長の言葉が印象的です。「ヒグマは3発銃弾を撃ち込まれても向かってくることがある。5年、10年の経験を積まないと命の危険がある」
狩猟免許を取得すればすぐハンターになれるわけではなく、実戦力になるまでには長い時間と経験が必要です。特に熊は危険度が高く、専門的な技術と経験が求められます。
(出典:FNNプライムオンライン ヒグマに立ち向かうハンターの世界に異変 北海道で狩猟免許取得をめざす若者が増加…しかし熊撃ちになるには険しい道のり「5年10年は経験を積む必要」)
間引き賛成派と反対派の主張を比較
この問題を理解するには、両者の主張を公平に見ることが重要です。
間引き推進派の論拠
①人命優先の立場 「人間の生命と安全が最優先されるべき」という価値観に基づきます。市街地に出没して人を襲う可能性がある以上、予防的に個体数を減らすべきという考えです。
②個体数飽和による構造的問題 先ほどのマルサスの法則に基づき、「すでに飽和状態で構造的に市街地に出てくる」という分析です。であれば、根本的な解決には個体数調整しかないという主張です。
③九州の事例 九州ではツキノワグマが絶滅していますが、それによって自然環境が崩壊しているわけではありません。「熊がいなくても生態系は機能する」という論拠として挙げられます。
④「専門家バイアス」への批判 熊の専門家は「熊が好きで専門家になった人」であり、無意識に熊の保護を最優先し、結果として人命が軽視されているのではないか、という指摘です。
慎重派・保護派の主張
①生態系保全の重要性 熊は生態系の頂点に位置する動物であり、生態系全体のバランスに影響を与えます。安易な駆除は長期的な環境への影響が不明という慎重論です。
②過去の乱獲の教訓 春グマ駆除制度で絶滅の危機に瀕した歴史があります。「一度減らしすぎると回復に何十年もかかる」という教訓を重視する立場です。
③間引き以外の予防策の可能性 個体数を減らす前に、ゴミ管理、電気柵、緩衝帯整備など、人と熊の生活圏を分離する対策を徹底すべきという主張です。
④動物福祉の観点 野生動物にも生きる権利があり、人間の都合だけで命を奪うべきではないという倫理的な立場です。
科学的データから見る適正個体数
両者の議論で重要なのは、「科学的根拠に基づく適正個体数はどのくらいか」という点です。
環境省や各自治体は個体数推定を行っていますが、実は正確な個体数把握は非常に難しいのが現実です。広大な山林に生息する熊の全数を把握することは技術的に困難だからです。
現在の推定方法:
- 目撃情報の集積
- 糞や足跡などの痕跡調査
- カメラトラップによる撮影
- DNA分析
これらを組み合わせても、あくまで「推定値」であり、幅があります。
適正個体数の算出の難しさ:
- 生息地の環境収容力(どれだけの個体を養えるか)
- 人との共存可能なライン
- 遺伝的多様性維持に必要な最低個体数
これらを総合的に判断する必要がありますが、科学的なコンセンサスはまだ確立されていません。
(出典:J-STAGE クマ類の個体数推定および動向把握方法の現状と課題)
現在進行中の対策と新制度【2025年最新】
では、現在どのような対策が進められているのでしょうか。
北海道ヒグマ管理計画(第2期)の内容
北海道は2024年4月から「北海道ヒグマ管理計画(第2期)」を開始しました。
ゾーニング手法の導入:
地域を以下のように区分し、それぞれに応じた対策を実施します。
- 保全優先地帯:原生的な自然環境が残る地域。基本的に保護優先
- 緩衝地帯:山林と人里の境界エリア。箱ワナによる捕獲を強化
- 人里近接地帯:市街地や農地。人命優先で積極的に駆除
順応的管理(アダプティブ・マネジメント):
モニタリングで個体数の推移を把握し、次年度の捕獲目標を見直す仕組みです。計画を固定せず、状況に応じて柔軟に修正していくアプローチです。
市町村への補助金制度:
実際に捕獲を実施する市町村に対して、財政支援が整備されました。
この計画は一歩前進ですが、「責任の所在が不明確」「現場のリソース不足」といった課題も指摘されています。
(出典:北海道庁環境生活部自然環境局 ヒグマ管理の計画・方針等)
2025年9月施行「緊急銃猟制度」
国レベルでも新しい動きがあります。2025年9月から「緊急銃猟制度」が施行されました。
制度の概要:
- 市街地や生活圏でのヒグマ駆除が一定の条件下で可能に
- これまでより迅速な対応が可能になった
- ただし適用条件は厳格
残る課題:
- 実行するハンターの確保
- 市街地での銃器使用の安全性確保
- 誰が最終的に判断・責任を負うのか
制度はできても、運用面での課題は依然として残っています。
(出典:環境省 緊急銃猟制度)
自治体レベルの具体的取り組み
札幌市の事例を見てみましょう。
札幌市の取り組み:
- 電気柵購入補助:家庭菜園向けに購入費の1/2(最大2万円)を補助
- くま鈴の無償貸出:登山や渓流釣りをする人向けに貸出
- LINE出没情報配信:地域を選択して出没情報を受け取れる
特にLINE配信は、テレビを見ない若い世代にも情報が届く現代的な仕組みとして注目されます。
(出典:札幌市ヒグマ対策方針)
他の自治体でも、Webサイトでのリアルタイム出没情報公開、住民向けセミナー、子供向け啓発活動などが行われています。
海外の成功事例に学ぶ|効果的な個体数管理
日本だけの問題ではなく、熊との共存は世界共通の課題です。海外の事例から学べることがあります。
スウェーデンの許可制年次狩猟制度
スウェーデンはヒグマ(ブラウンベア)との共存で知られる国です。
制度の特徴:
- EU の「生息地指令(ハビタット指令)」を遵守しながら個体数調整
- 許可制の年次狩猟を実施
- 地域ごとに上限頭数を設定
- 詳細なモニタリングで個体数を把握
バランスの難しさ:
2024年には、狩猟による捕獲数が推定生息数の約20%に達し、「捕りすぎではないか」との懸念も出ています。適正なバランスを見つけることは、先進国でも試行錯誤が続いています。
(出典:J-CASTニュース ヒグマは被害が出ないと駆除できない 無条件の「間引き」ダメ…スタートした「緊急対策」実効性どこまで)
北米(カナダ・アメリカ)の管理手法
北米は熊の生息数が多く、管理の歴史も長い地域です。
州ごとの狩猟ライセンス制度:
- 科学的根拠に基づくクォータ制(捕獲上限)
- 狩猟シーズンの設定
- ハンターからのライセンス料で管理費用を賄う
ハンター育成プログラム:
- 若い世代への狩猟教育
- メンター制度(経験豊富なハンターが指導)
- 安全講習の徹底
経済的インセンティブ:
- 熊肉、毛皮の利用
- トロフィーハンティング(賛否両論あり)
北米では「狩猟文化」が根付いており、社会的受容性が高いという背景があります。
日本への応用可能性と課題
海外の成功事例をそのまま日本に導入することは難しい面があります。
文化的違い:
- 日本には広範な狩猟文化がない
- 動物愛護の感情が強い
- 銃規制が厳しい
地理的違い:
- 日本は国土が狭く、人口密度が高い
- 山林と市街地の距離が近い
- 熊の生息地が人間の生活圏と重なりやすい
日本型モデルの必要性:
これらを踏まえると、海外の制度を参考にしつつ、日本の事情に合わせた「日本型クマ対策モデル」の構築が必要です。おそらくは、以下のような複合的アプローチになるでしょう:
- 科学的モニタリングに基づく個体数管理
- 予防策の徹底(生活圏の分離)
- 地域特性に応じた柔軟な対応
- 社会的合意形成のプロセス
間引き以外の熊被害対策|包括的アプローチ
個体数調整だけが解決策ではありません。予防的な対策も重要です。
予防策の徹底(人と熊の生活圏分離)
多くの専門家が強調するのが、「人と熊の生活圏を明確に分ける」ことです。
具体的な対策:
ゴミ管理の徹底
- 生ゴミを屋外に放置しない
- ゴミ出しのタイミングを守る
- 熊が開けられないゴミ箱の使用
誘引物の除去
- 放置された果樹の管理
- 家庭菜園の収穫残渣の処理
- コンポストの管理
草刈りとフェンス設置
- 山林との境界は見通しを良くする
- 熊が警戒して近づかない環境作り
- 電気柵の設置(農地、家庭菜園)
緩衝帯の整備
- 山林と集落の間に緩衝ゾーンを設ける
- 熊の通り道になりやすい川沿いの管理
これらは地味ですが、確実に効果がある対策です。
(出典:環境省 出没に備える PDF)
早期発見・警戒システム
技術の進歩により、新しい対策も可能になっています。
情報共有システム:
- スマホアプリやLINEでの出没情報配信
- 自治体のWebサイトでのリアルタイム更新
- 地域住民同士の情報共有ネットワーク
監視技術:
- センサーカメラ(トレイルカメラ)の設置
- ドローンによる上空からの監視(試験的)
- AI画像認識技術の活用
住民への啓発:
- 小中学校での熊対策教育
- 地域コミュニティでの勉強会
- 登山者・観光客への情報提供
非致死的管理手法
「殺さずに対応する」方法も研究されています。
ベアドッグ(熊追い払い犬):
- 訓練された犬が熊を追い払う
- 北海道や長野県で試験的に導入
(出典:Wedge ONLINE 【私たち人間が見つめ直すべき視点】クマは〝自然そのもの〟 軽井沢町から馳せる思い)
学習放獣プログラム:
- 捕獲した熊に嫌悪刺激を与える
- 「人里は危険」と学習させて放す
- 再出没率のリスクから地域住民の反対という課題も
(出典:環境省 クマ類出没対応マニュアル 補足資料:学習放獣について)
追い払い技術:
- 音響装置(爆竹、サイレンなど)
- 熊の行動学に基づいた効果的な追い払い方法
- ただし慣れてしまう問題も
これらは補完的な手段として有効ですが、根本的解決には至らないというのが現状の評価です。
熊がどのような音をどの程度感知できるかについては、👇の記事で詳しく解説しています。
熊の耳がいいのは本当?動物界でもトップクラスの聴覚を解説

よくある質問(FAQ)
読者からよくある質問に答えます。
Q1. 「熊の間引き」と「駆除」はどう違うの?
A. 「間引き」は生態系のバランスを保つために行う個体数調整を指し、計画的・科学的な管理です。一方、「駆除」は人身被害や農作物被害が発生した場合などに行う緊急的な対応です。目的と法的根拠が異なります。
Q2:熊を間引きすると絶滅しませんか?
A: 適切な科学的管理のもとで行えば、絶滅のリスクは低いと考えられます。
重要なのは「やみくもに減らす」のではなく、「科学的モニタリングに基づいて適正個体数を維持する」ことです。
ただし、過去の春グマ駆除制度のように、短期間で過度に減らすと絶滅の危機に瀕する可能性があります。慎重な計画と継続的なモニタリングが前提条件です。
Q3:ハンターになるにはどうすればいいですか?
A: 以下のステップが必要です。
1. 狩猟免許の取得
- 都道府県が実施する試験に合格
- 試験は年1〜数回実施
- 費用は1〜2万円程度
2. 猟銃所持許可の取得(銃を使う場合)
- 警察での講習受講
- 身辺調査
- 数ヶ月かかる
3. 狩猟者登録
- 都道府県に登録(年度ごと)
- 登録料が必要
4. 実地経験の積み重ね
- 先輩ハンターのもとで経験を積む
- 猟友会への加入が一般的
- 特に熊猟は5〜10年の経験が必要
(出典:環境省 狩猟ポータル)
各都道府県の猟友会や自治体のWebサイトに詳細情報があります。
まとめ:複雑な問題だからこそ、冷静な理解が必要
ここまで「熊の間引き」問題を多角的に見てきました。
この記事で整理したポイント:
- 個体数は確かに増加している(30年で2倍以上)
- 間引きができない理由は法律と実行体制(鳥獣保護管理法、ハンター不足)
- 過去には春グマ駆除制度があったが廃止された(絶滅危機への反省)
- 賛成派と反対派の両方に合理的な論拠がある
- 現在は新制度が試行されている(ヒグマ管理計画、緊急銃猟制度)
- 海外にも参考になる事例がある(スウェーデン、北米など)
- 間引きだけでなく予防策も重要(生活圏の分離、情報共有など)
「絶対的な正解」はない
この問題には、簡単な答えがありません。人命も大切、自然環境も大切、動物の命も大切。これらをどうバランスさせるかは、最終的には社会全体で決めていくことです。
私たちにできること
ニュースを見て感情的に反応するだけでなく、問題の構造を理解すること。そして、自分の立場で何ができるかを考えることが、解決への第一歩だと思います。
熊との共存は、長期的な取り組みが必要な課題です。短期的な感情論ではなく、科学的データと複数の視点を持って、持続可能な解決策を探っていく。それが現実的なアプローチだと思います。
この記事が、ニュースを深く理解する一助になれば幸いです。



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